COLUMN
お役立ちコラム
2025.11.12|糖尿病ワールドダイアベティスデイ
糖尿病は、インスリンが十分に働かなるために血液中の糖(血糖)が慢性的に高くなる病気です。日本では成人の約6人に1人が糖尿病またはその予備群とされており、誰にでも起こりうる身近な病気です。糖尿病は放置すると、目・腎臓・神経などに障害を起こし、心筋梗塞や脳卒中などの合併症につながることがあります。

糖尿病には以下のタイプがあります。
・1型糖尿病
自己免疫の異常などにより、インスリンを作る膵臓の細胞が破壊されることで発症します。インスリン注射による治療が必要です。

・2型糖尿病
遺伝的な影響に加えて、食べ過ぎ、運動不足、肥満などの影響で、インスリンの分泌が不足することや、インスリンが効きにくくなることで血糖値が高くなります。
他に、糖尿病以外の病気や薬の影響、妊娠中に血糖値の上昇を認めることもあります。

初期の糖尿病は自覚症状が少ないため、健康診断などで発見されることが多いです。進行すると以下のような症状が現れます。
診断には、血糖値やHbA1c(過去1〜2ヶ月の血糖の平均)を測定します。必要に応じて尿検査や負荷試験も行います。
糖尿病は早期発見・早期治療が重要です。定期的な健康診断を受け、生活習慣を見直すことが予防につながります。
当院では、糖尿病の診断・治療に加え、様々な職種が連携して、患者様の生活背景やライフステージに合わせた支援を行っています。
気になる症状などがあれば、当院糖尿病内分泌内科へご相談ください。
糖尿病の正しい知識と予防の大切さを地域の皆様に伝えるため、11月14日の「世界糖尿病デー(World Diabetes Day)」に合わせて、以下のイベントを行います。
・11月10日(月)10時~12時:淡海ふれあい病院1階ロビー
講演会、血管年齢測定、頸動脈エコー測定、栄養相談会
・11月10日(月)〜14日(金):淡海医療センター1階ロビー
ポスター展示、DVD放映
・11月13日(木)11時〜14時:淡海医療センター1階ロビー
講演会、血糖測定、血管年齢測定、体組成測定、運動指導、栄養相談会など
・11月13日(木)、14日(金)の日没〜22時ごろ
両病院を糖尿病啓発のシンボルカラーであるブルーにライトアップ
ぜひお立ち寄りください。
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